« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »

2009年11月21日 (土)

不揃いの美

続 PARISみやげ

Adv

「Astier de Villatte」の器です。(写真左)

僕は海外の焼きものについての知識はあまりないので、土や釉薬の質感がすごく新鮮に感じました。

手作り感あふれる点も良く、特に花弁部分の間隔が不揃いなところが気に入りました。

ちなみに写真右は初期伊万里の陶片で、こちらは染付の線の間隔が不揃いで面白いです。

元来、日本人は「不完全な美」を愛でることのできる人たちだったと思いますが、近頃はあまりにも完璧を求めすぎているように思います。

Ninjin その良い例が野菜で、不格好なものや虫食いのものは敬遠されがちです。

見た目でなく、そのものの本質を見抜くことって本当に大事だと思います。

僕は手の跡が感じられるような器作りをしていきたいし、結果、それを好んでもらえたらいいなと、Astier de Villatteの器や初期伊万里の陶片、不揃いな人参たちを見ながら思いました。

(2020製陶所 原村俊之)

|

2009年11月13日 (金)

PARISみやげ

お母さんがParis旅から帰ってきた。

何年かごとに、お母さんはふらりとParis に行く。

数ヶ月前、ちょっと行ってくるからと聞いたときには、

また行くの!私のほうが行きたいのに!と焼きもちを焼いたけど、

お土産のおねだりをたーんとして、ぐっとこらえた。

そんなお土産の中のひとつがこれ。

2020

Parisで人気のDIYショップで売っているからとお願いして買ってきてもらった

20 のプレート、2枚。

そう。「2020製陶所」の看板として使うのです。

はあ素敵。どこにつけようか考え中。

やっぱり玄関の近くに掲げたいな。

郵便屋さんが番地と間違わないように気をつけなくちゃ。

お母さんのお土産話をいろいろ聞いて、Parisで一番おいしいガレット屋さんのことを思い出して、ちょうどそば粉があったから、ガレットを焼いた。

今までで一番カリカリに焼けてうれしいな。

食後、これまたお土産の塩バターキャラメルを口にぽんと入れる。

France の味。深くて濃厚で、思わずほっぺが緩む幸せな甘さ。

ああ、シードルもあったらよかったな。

Caramel

(2020製陶所 大塚佳恵)

|

2009年11月 9日 (月)

Icho 兼好は季節が春夏秋冬の四つでなく、それぞれの間にも無限に存在すると考えていた人だと思います。

我が家の庭には公孫樹の木が4本あり、日に日に黄緑から黄色に変わっていく葉を見ていると、兼好の感じていたことがなんだか分かるような気がする今日この頃です。

Kaku

さて、最近はこんな感じの角皿を作ってみました。まだ素焼き前ですが、うまく完成するといいです。

(2020製陶所 原村俊之)

|

2009年11月 1日 (日)

五重の塔

5to作業場の整頓をしている時に何気なく皿用の石膏型を重ねてみたら、なんと!五重の塔になりました。

5sun

左下のたてすじ皿はこの型から生まれました。

ちなみに上がリム皿、右がロータス皿です。

たてすじ皿とリム皿は5~7寸、ロータス皿は5寸のみを作っています。(1寸=約3㎝)

(2020製陶所 原村俊之)

|

« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »