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2010年6月17日 (木)

猪鹿蝶

徹夜明け、外でキャッ、キャッと動物の鳴き声がするので外を見てみると、鹿が3頭いました。初めて野生の鹿を見ることができたので、徹夜してよかったなあなんて思いました。あとは猪と蝶が揃えば立体花札の完成です。ただ、写真が撮れなかったのが残念。

さて、先日見に行った「朝鮮陶磁展」の話を少し。

Tubo 僕が感じる朝鮮陶磁の魅力はなんといってもその素朴さです。古唐津や初期伊万里のルーツである朝鮮陶磁。日本に連れてこられた朝鮮人が作り始めた古唐津や初期伊万里。特に初期伊万里は数十年を経てかなり完成された焼きものになります。しかし朝鮮陶磁はというと、19世紀に至るまでその素朴さを保っているのです。これはちょっと奇跡的でもあります。完成度でいうと、江戸中期、後期の古伊万里の方が上ですが、面白みでいうと朝鮮陶磁が上。鍋島に関しても同じことが言えると思います。初期の鍋島は意匠が斬新ですごく面白いのですが、幕府の注文が細かくなってくると次第につまらなくなっていくのです。完成度は本当に高いのですが。

というわけで、完成度と素朴さのバランスというのは非常に重要だと感じました。

(2020製陶所 原村俊之)

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